TECH::EXPERTが一番オススメなプログラミングスクールである理由
プログラミングスクールはすごい勢いでどんどん増えてます。でも何を基準にすればいいのかなかなか難しいし、まだ新しいスクールがほとんどなので実際どんな感じなのかあまり情報がないですよね。
今実際に僕はTECH::EXPERTでプログラミングを勉強しながら転職活動をしているので、なぜこのスクールを選んだのか、僕の意見を書こうと思います。
前提
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前提としてエンジニア未経験からの転職を目標にスクールを選びました。なのでフリーランスになりたい人や起業したいという人にはあまりあてはまらないかもしれません。でも転職を希望しているのであればガッチリ参考になると思います。
複数のスクールに実際足を運んで話を聞いているのである程度は比較できたかなとは思いますが、なんせTECH::EXPERTは現在通っているスクールなのでかなりバイアスかかってしまってる前提でお願いします。
選ぶときに考えてたこと
カリキュラムは度外視
未経験から転職する場合だと企業側が見るのは面接時点でどのような技術を持っているかというよりも、プログラミングに対しての適性や継続して技術習得するモチベーションがあるかなど、ポテンシャルの方を重視します。
それに未経験からプログラミングを習得する場合、勉強する内容によって数週間で他の人と強烈に差がつくことはないです。差がつく要因としてはモチベーションの方が圧倒的に影響します。勉強内容というよりも、目の前にあるものを貪欲に吸収していけるかどうかです。
なので個々のスクールがどのような教材を使ってるとか、どういうカリキュラムかはあまり関係ないと考えてました。モチベーション保ってスクールに通えばどのスクールでもある程度のスキルはつくので、スクールを選ぶときに教育内容基準で選ぶのはオススメしません。
メンターの質は比較できない
ネット上のいろんなスクールのレビューで「ここのメンターはレベルが低い」とか「あまり教えようという態度じゃなかった」とかいう評判をちらほら目にしていて、そんなメンターだったら嫌だな…と思ってました。
でもよくよく考えればそのレビューをした人たちというのは多分一つのスクールのメンターしか知らないと思うんですよ。なので他のスクールと比較してメンターのレベルが高いとか低いとかはわからないんですよね。何個もスクール通った人って相当レアケースなので。
「ここのメンターはレベル低いなあ」と思ってる人がもし他のスクールに行ってみたらさらにレベル低いかもしれないし、その逆も然りです。というわけでメンターは比較しようがないので、ここを軸に選ぶことはできないと思います。
EXPERTを選んだ3つの理由
転職保証
転職が目標だったので、やっぱり転職を保証してくれるとこがいいなと思ってました。TECH::EXPERTでは転職保証があるので、もしもの時は授業料が全額返金されます。
卒業生が全くどこにも行けなかったなんてことは基本的には起こらないんだろうなと思います。ですが、僕は転職保証はスクール側の責任と自信の現れだと思っているので、それがないスクールには大事な数ヶ月を預けたくないなと思います。
なので授業料が無料(もしくはかなり安い)とこはオススメできないです。しっかり生徒がどういうエンジニアになりたいか、どういう組織で働きたいか、そういうところまで考えた上で転職するまで面倒を見るとなると、生徒側からもお金取らないとそりゃしっかりしたサービスは提供できないと思います。
ちなみにお金を払った分、TECH::EXPERTの渋谷校はむちゃくちゃ快適です。静かで涼しいし、Wi-Fi爆速です。1杯100円のコーヒーメーカーもあるので、好きなときにカフェイン摂取できます。あとめっちゃきれいです。間違いなく僕の家より100倍ぐらいきれいなので教室に行くモチベーションにもなります。
チーム開発
企業で働くエンジニアは100%チーム開発することになります。なのでチームで働くことをイメージしながらプログラミングを学習しているかどうかは結構大きいと思ってます。
もちろんチーム開発の技術的なことも重要ですが、スクールで初めて出会った人たちとチームを組めばコミュニケーションスキルやチームワークみたいなところも鍛えられます。
スクールに入る前に何社か未経験エンジニアとしての採用面接受けたりしてたんですけど、そのときに企業は僕が「チームの一員としてフィットするかどうか」という部分をかなり気にしてました。結局企業に入るということはチームとして働くことなので、もっともだと思います。
その部分を「スクールでチーム開発をした」という実績でアピールできるのは差別化になります。あとチーム開発で使うGitとかSlackはほぼ間違いなく転職してからも使うので、それを早い段階から習得できるというのも強みです。
コネクション
上記2点に関しては実は他のスクールでも満たすところは実際あります。ですがTECH::EXPERTが圧倒的な強みを持っている(んじゃないかと僕が思っている)のはこれです。
TECH::EXPERTの運営会社は「TECH::CAMP 研修」という事業もやっていて、企業にプログラミングの研修サービスを提供しているんですね。僕がスクール選びの前に転職活動していたら「TECH::CAMP 研修」を受けたことがあるという企業と話する機会があって、かなりその評判が良かったんです。
研修の評判が良ければTECH::EXPERTの評価も連動して上がりますし、いいプログラミング教育を企業に提供している会社であれば、その会社がやってるスクールの卒業生もわりと鍛えられているだろうと考えるのはごく自然です。
あと単純に日ごろからそういう経路でも企業とコンタクトしているはずなので、他のスクールよりも企業の採用意欲とかキャッチしやすいと思います。そうなれば他のスクールよりも卒業生を紹介しやすいはずです。
なので研修サービスがある分、単なる転職エージェントよりも提案力も強いはずですし、いろんな企業とのコネクションがある程度蓄積されている…と考えてます。 結局転職を目標とするのであればここが一番重要なところなので、ここが一番強そうなTECH::EXPERTにしました。
実際行ってみてどうだったか
けっこう書く勇気がいりますが、思い切って書こうと思います。本当にこのスクールのことは好きですが、じゃあ良くないな〜と思ったとこがゼロかと言われるとそうではないので、公平に書きます。
いいとこ
メンターさん
他のスクールに通ったことがないので比較しようはないんですが、メンターさんは技術力が高くてやさしい人ばっかです。ほんとに個人のレベルに合わせて丁寧に教えてくれます。
自分より全然年下のメンターさんがめちゃくちゃ技術力持ってたりすることもあって、いい刺激になります。超有名企業で実際に働いてたりするメンターさんもいるので、現場の話を聞くこともできます。本当に勉強になったなーと思うことは、ほとんどメンターさんのおかげでした。
メンターさんが生徒に言ってたこと⚡️
— こーさぶ@未経験エンジニア (@Kosaburo_Kaneko) 2018年7月19日
●エラー文調べずに質問するのはありえない
●実際の現場はそんな気軽に聞けない
●他人の時間使ってるんだよ?
●英語読む気ないならエンジニアは諦めた方がいい
●スクール卒業生は調べる力がなさすぎ
厳しいけど、ここまで言ってくれるのって貴重だな🤔
環境
とりあえず教室が綺麗です。Wi-Fiめちゃくちゃ早いです。ぼろっぼろの教室だとモチベーション下がりますが、こんだけ綺麗だと自然に教室に行きたくなります。周りに安くて美味しいランチも多いです。
わりとここはモチベーション保つ上で影響がでかい気がする…
転職実績
ここはほんと他のスクールに圧倒的な差をつけてると思います。たぶんウェブサイトを見比べてもらえたらわかると思います。企業名は出せませんが、有名企業への転職はざらにあります。
研修サービスがあることが理由かどうかは正直わかりませんが(というか多分違うw)、IT業界のコネクションは相当強いなと感じました。「なんでそんなとこのコネクションあるんですか」みたいなこともありましたし、「行きたい会社があるなら、コネがなかったとしてもどうにかしてつなげる」と言ってくれたりもしたので、この点は安心していいと思います。
事業の成り立ち
けっこう人材紹介会社がスクールを始めたパターンってあるんですが、個人的にはこのパターンの成り立ちのスクールはあんまり信頼できません。
なぜかというと、人材紹介会社がスクールを始めるパターンは常に「人材紹介」が軸にあるようなイメージがあるからです。「人材紹介事業の売り上げを上げるためにどうするか」を考えたときに出てきたのがプログラミングスクールなんじゃないかと。
その点TECH::EXPERTは「エンジニア育成」が軸にあります。社長も元エンジニアですし、「転職させたら終わり」とは思ってないです。エンジニアになればいいことがいっぱいあるし、社会のためにもエンジニアを増やしたい!というところから始まったスクールだと思ってます。なのでこれはほぼ言い切れますが、「仲介料さえ入ればいいからSESに売り払う」みたいなことはないです。
切磋琢磨できる仲間
TECH::EXPERTは入る前に選考があるので、ちゃらんぽらんな人はまずいません。それどころかみんな本気でエンジニアになりたくて入ってきてる人たちばかりなので、すごくいい刺激をもらえます。
なんでエンジニアになりたいと思ったかとか、これから何がしたいかとか、そういう話だけじゃなくてもっとプライベートな話をしたりとか、切磋琢磨した仲間であり友人をつくることができました。
よくなかったとこ
段取り
正直、入ってすぐはこれからどう進めていくのかがわからなくて、けっこう不安でした。もちろんカリキュラムは進めるんですが、じゃあいつごろ面接を開始するのか、チーム開発のメンバーはどうなるのか、スクールは自分の希望の求人を持ってきてくれるのか、いろいろ事前説明がなかった点がありました。
あとでこちらから質問したらいろいろ説明してもらえたし、結果的に想像と違ったみたいな部分はないんですが、とはいえ別に不安にさせる必要もないかなと思います。
横のつながりが弱い
「同期」ってすごい特別な存在なのに、それをつくれるタイミングって人生の中で本当に限られてると思うんですよ。でもTECH::EXPERTでは同期ができます。しかもみんな未経験からエンジニアになりたいという同じ志を持った人です。
そんな千載一遇のチャンスなのに、あんまり交流する機会がありません。何もしなければたまたま同じチームになった5〜6人ぐらいしか深く知るチャンスはないです。運よく活発で仲がいい同期だったのでご飯行ったりしてましたが、そうじゃなかったらけっこうさみしかったかもしれません。
スクールにいる間も友達と呼べる人がいればもっと楽しんで学習できるし、スクールを卒業してからもいろんな情報交換をすることもできます。こんなにコミュニティを作りやすい環境はないのに、交流する機会がほとんどゼロだったのはちょっと悲しかったです。スクールとしてここにもっと注力してもいいんじゃないかと思いました。
最後に
ちょっと身もふたもないこというと、できる人ってどこのスクールで勉強してもあんまり変わりないと思うんですよね。そのときに究極的に大事なポイントは自分が「いいな」と思う会社に転職できるか、です。この点に関してTECH::EXPERTは文句のつけようがないです。
もしスクールに行くことを考えているんだったら、僕は圧倒的にTECH::EXPERTをオススメします。